伊阪幸太郎さんの小説「チルドレン」のあらすじと感想なんかを書いた記事です。
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今回ご紹介する本は伊阪幸太郎さんの「チルドレン」です。
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「短編集のふりした長編小説」
こちらは作者である伊阪幸太郎のお言葉だそうです。
チルドレンってどんな本なの?
という疑問に答える完璧な言葉です・・・
お話し自体は5つの短編小説で構成させているんですが、その全てのお話に登場するのが、
主人公の陣内という男!
といっても、ここも面白いところなのですが、陣内は全ての話に登場しながら、物語の語り手となることは無く、それぞれのお話しごとの主人公が語り手となり物語は進行します。
時間軸的には、「バンク」「レトリーバー」「イン」のタイトルを持つ三作品がほとんど同じ時代を描いており、で「チルドレン」「チルドレンII」では、先の3作品より若干後の時代が描かれている。って感じですね。
おっと。話を陣内に戻します。
この陣内は、家庭調査官(裁判などの時に対象者となる人の背景を知るため実際に面談をしたりして話を聞く人)なのですが、余りにも自由気ままな行動や支離滅裂な理論を振りかざすことで有名なため、職場の仲間からは奇異な存在として扱われています。笑
しかし、それでもどこか憎めない!
そんな陣内が家庭調査官になる過程、きっかけとなった事件、忘れられない少年との出会い・・・
それらが、5つの話となって収録されているわけですね。
いやいや。この陣内。色々な小説で核となる登場人物がいると思うのですが、
アサキ的には好きなキャラトップ5に入りますね!
あ!こんどのブログでは「アサキの選ぶ好きな小説の登場人物トップ5!」やります!
興味がある方はそちらもチェックしてみて下さい!!
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小説 チルドレン(伊阪幸太郎) あらすじとアサキの感想
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