小説　百瀬、こっちを向いて(中田永一)　あらすじとアサキの感想

中田永一さんの小説「百瀬、こっちを向いて」のあらすじと感想なんかを書いた記事です。 スポンサーリンク 今回ご紹介する本は中田永一さんの「百瀬、こっちを向いて」です。 ※より引用させていただきました。 これまでミステリーを中心に小説を読むことが多かったのですが、実は最近になって恋愛小説にはまっています。笑 年末が近づくこの季節。僕も恋に飢えているのかもしれません… という訳で、今回ご紹介させていただく本作も恋愛小説となっております！ 4篇の中編小説で構成されており、それぞれの事情を抱えた若き男女が苦悩する… そんな、青春小説の要素もふんだんに含まれている実に素晴らしい作品だと思います。 どのお話も非常に面白く比較することは出来ないのですが、今回は本のタイトルにもなっているお話し、「百瀬、こっちを向いて」のあらすじを簡単にご紹介できればと思います。 このお話は、主人公の相原が大学卒業を前に久しぶりに地元へ戻ってきたことをきっかけに、高校当時を振りかえる回想形式となっております。 その思い出とは、高校に入学したての主人公相原が、幼いころから面倒をみてもらっていた地元の先輩、宮崎から相談を受けることから始まります。 その相談とは「二股を掛けているもう片方の女の子(彼女が百瀬陽です！)と付き合っている振りをしてほしい」 というなんともスリリングな内容… なんでも、以前に本命の彼女にその子といる現場を目撃されてしまい、疑いの目が強くかかっているとのこと。。 当時、恋愛経験の乏しかった相原にその大役は果たして務まるのか!? そもそも、そんなことをして、本命でない方の百瀬は納得するのか!? しかし！百瀬も黙って2番目に甘んじるような平凡な子ではなかった… 猫の様に大きな目と鋭い眼差しを持った彼女は、相原を苦悩の日々に引きずり込んでいく… おもわぬ結末に最後は、ほろ苦くも甘酸っぱい青春を強く感じます! さらに！　本作品は映画化されております！ 主人公の相原を竹内太郎さん・ヒロインの百瀬陽を早見あかりが演じております！ ちなみに、本の表紙で出ている向井理さんは高校当時を回想する、現在の相原を演じていますので、そちらも注目です！！ スポンサーリンク