2013年8月発売予定の文庫本で、気になるものを独断で紹介します。
データは、出版社等のHPやメールマガジンを参考にしています。
◎ 岩波現代文庫・岩波文庫(8/20発売)から、次の2点。
・ 「現代語訳 蜻蛉日記」室生犀星
→ 犀星には小説「かげろう日記遺文」がある。一緒に読んでみたい。
・ 「ランボオ詩集」 中原中也
→ 中也訳のランボオ。小林秀雄の名訳と読み比べてみたい。
◎ 新潮文庫(8/28発売)から、次の1点。
・ 「田辺聖子の古典まんだら(上)(下)」 田辺聖子
→ 古典文学の初級講座。古典文学史の整理に便利。
◎ おまけに、岩波文庫7月の復刊(既刊)から、次の4点。
・ 「ヴォイツク ダントンの死 レンツ」 ビューヒナー
→ しぶい出版。「ダントンの死」に期待。フランス革命ものの傑作。
・ 「サイラス・マーナー」 ジョージ・エリオット
→ 2年ほど前に買いそびれた。先日さっそく買った。読むぞ。
・ 「メリメ怪奇小説選」 メリメ
→ 特に「ヴィーナスの殺人」を読みたい。作者会心の作だという。
・ 「ローマ皇帝伝」 スエニウス
→ 買っておこう。古代ローマものは、いつかまとめて読みたいから。
◎ 再びおまけ。意外に出ている、古代ローマもの。
次の6点+1は、いつかまとめて読みたい。
・ 「ガリア戦記」「内乱記」 カエサル (講談社学術)
→ どれもとても面白いという。まとめて読みたい。
・ 「ゲルマーニア」「同時代史」 タキトゥス (岩波・ちくま学芸)
→ こういう本が、文庫でちゃんと読めることは、とても幸せだと思う。
・ 「プルタルコス英雄伝」 プルタルコス (ちくま学芸文庫)
→ 抄訳。しかし、この名著は完訳を読みたい。完訳が出たら、買い。
(厳密には、ローマ時代のギリシャ文学)
・ 「黄金の驢馬」 アプレイウス
→ 先月岩波文庫から出たばかり。ほぼ完全な形で残る最古の小説。
ところで、意外にも、ウェルギリウスの「アイネイアス」が出ていない。
かつて岩波文庫で出ていたはず。ぜひ新訳で復活させてほしい。
さいごに。(遠いので体力がついた)
うちから小学校まで遠いので、娘の登校には1時間近くかかります。
最近は暑くて、汗びっしょりになって、汗疹ができてしまいました。
一方で、かなり体力がついてきたように思えます。
娘の活動には、なかなかついていけません。
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