あさのあつこの児童文学を文庫で読みました。
自分は小中高大と学校時代を送りましたが、特に深い付き合いをする友達がいるわけでも、部活をするわけでもなかったのでバッテリーやチームというのが羨ましく思いました。
特に孤高の天才と自負している巧が、周囲との関わりに気づいていくことで見えてくるものが多くなっていくのがいいと思いました。
巧と同じように、やはり他者との関わりは面倒臭い、避けて通りたいところもあります。ただ、関わり合いをゼロにして生きることはできないし、成長もないことだと教えられました。
自分の道を進むなかで、他者はときたま邪魔をするかもしれません。しかしながら、助けてくれることが多い、そういう見方を教えてくれました。
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