47号は「しょっぱい試合」特集。 1975年5月16日 坂口征二VS大木金太郎 日プロ時代から因縁のある2人。 短時間での不透明決着に騒然。 大木の頭突きは痛そうだった。 1979年2月6日 猪木VSミスターX 見るからに胡散臭いミスターX。 体格の割には動きが軽快かと思いきや、繰り出すパンチはへなちょこ。 ミスターXは投げられまいとして抵抗したりするので、グダグダな展開に… 1987年3月26日 猪木VSマサ斉藤 アメリカで刑務所生活を送っていたマサ斉藤は監獄固めを必殺技にして復帰。 猪木とは手の合う攻防を繰り広げるも、海賊男の乱入によりぶち壊しに。 海賊男の正体は来日したばかりのブラックキャットで、 間違えてマサ斉藤に手錠をかけてしまったことは各方面で語られている。 猪木もやってられるかといった表情。 古館伊知郎、最後のレギュラープロレス実況がこの試合とは可哀想だ。 1987年5月18日 前田VSマサ斉藤 前田はマシンに襲撃され大流血。 マサ斉藤と技の攻防を繰り広げるも、試合はあっけなく終わった。 1990年1月18日 長州VS後藤達俊 地元凱旋でブロンド・アウトローズを蹴散らす長州だが、 試合はグダグダの結末に。 引退していたアニマル浜口が乱入するも、会場の反応はあまりよくなかった。 1994年10月30日 武藤、馳VS蝶野、マシン ヒール転向した蝶野はマシンとタッグを組むも仲間割れ。 試合はいまいち盛り上がりに欠ける展開。 本部席の坂口征二社長(当時)も退屈そうだった。 マシンがマスクを取ったシーンは盛り上がったが… 「しょっぱい試合ですみません」がまさか歴史に残る名言になるとは‥ マニア向けの企画としてはよいのだが、 収録されている試合は「しょっぱい」ので、 純粋にプロレスの攻防を楽しむことはできないかもしれない。
隔週刊 燃えろ!新日本プロレス 2013年 8/1号 [分冊百科]
- 作者:
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2013/07/18
- メディア: 雑誌