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新世界より/ 貴志祐介

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新世界より(上) (講談社文庫)新世界より(上) (講談社文庫)
作者: 貴志 祐介
出版社/メーカー: 講談社
発売日: 2011/01/14
メディア: 文庫
新世界より(中) (講談社文庫) 新世界より(下) (講談社文庫) 1000年後の日本。 人々は呪力と呼ばれる念動力を身につけていた。 子供たちは呪力を学ぶための学校で管理され外界に出ることを 固く禁じられていたが、何も知らない子供たちに大人が隠している 真実があった。 この作品はアニメ化されていて前からアニメの方を観たいと思ってたんですけど 残念ながらまだアニメを観れていないので原作を先に読みました。 舞台は1000年後の日本です。 30代になった主人公の渡辺早季が子供の頃に起こった出来事を 振り返り記していきます。 1000年後といっても文明が発達してるような感じではないのでなんだか 違和感がありました。 穏やかな農村地帯的な描写で、これが1000年後?と思わせる雰囲気です。 そしてこの世界では人間は呪力(超能力)を持っています。 早季をはじめとする12歳の少年、少女たちはこの呪力の使い方を学ぶ 上級学校に通います。 子供たちは外界と町を隔てる八丁標の中で管理されていて決して八丁標の 外に出てはいけないと言われていました。 八丁標の外は悪霊や妖怪がいると教えられ育った子供たち。 この物語には様々な架空の生き物が出てきます。 バケネズミ、猫騙し、風船犬、悪鬼、業魔など・・・ 下巻に入ると上巻よりは面白くなってくるんですけど全体的には 良く理解できませんでした(^^; 未来の話というと文明が発達してる印象がありますが、この作品では 1000年後は機械文明が消滅しているのです。 いつかアニメを観てその世界観を感じてみたいです。 アニメ「新世界より」公式サイト→ http://www.tv-asahi.co.jp/shinsekaiyori/

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