$ 0 0 桐野夏生『東京島』読了。 ダークエンジェルを自称される桐野先生の最近?の作品の中ではなかなかに明るいように思う。残忍な殺戮もあり、『蠅の王』的な部分もあるが、全体のトーンは決して暗くない。映画は見ていないけれども、きっと主人公の感じからしてずいぶん変えたのだろうな。ラストもけっこう意外。こういう陰惨な話は本当はあまり好きではないはずだけれども、楽しめた。 人気ブログランキングへ