Quantcast
Channel: So-net blog 共通テーマ 本
Viewing all articles
Browse latest Browse all 53333

子供の「パン食」は今日からおやめなさい!

$
0
0

幕内秀夫さん著、講談社出版の

「子供の「パン食」は今日からおやめなさい!」を読破しました

サブタイトルで「栄養学不要論」と書いてあるのですが、
栄養学必要論だと思いました(笑)

DSC_0055.JPG

詳しい内容は(裏表紙)
・脂肪だらけの子供と若者
・キレる子供と低血糖症
・幼児期の食習慣で人生を決める
・パン食思考で砂糖・油まみれに
・30代で乳がんが激増する理由
・壮大なアメリカの小麦戦略
・ころころ変わる栄養学の主張
・給食ほどでたらめな食事はない
・「子供のための食事は不要」
・今すぐ実践できる究極の7か条
(裏表紙より。)

 

 

この本はタイトルでテキトーに選んだんですが(電車の中の暇つぶし用)

幕内秀夫さんは東京農業大学栄養学科を卒業されてるので

私の大先輩にあたるようです。

DSC_0056.JPG

★ポイント
今の「栄養学」=「食品学」であり、
大半の栄養士は、わずかな種類の栄養素の目標摂取基準を数字で満たすことしか考えていない。


子供は胃で食べる
大人は心で食べる。
だから子供はおなかがすけば、白飯をおかずなしで食べれる。(胃で食べるから)
だから子を持つお母さんも、躍起になってお弁当作りや、
子供用に頑張っておかずづくりをする必要はない。

おかずが必要だと思っているのは、大人だけである。(心で食べるから)
子供はおなかさえ減れば、白飯だけで十分。
子供の小さな胃で、効率よく暴れるためのエネルギーを摂るにはそれが一番。
昔はそれで、ビタミンやミネラルが足りなくても栄養失調になるひとなんていなかった。
まちがっても、スナック菓子や清涼飲料水の味を子供に覚えさせてはいけない。
油と砂糖まみれだから、エネルギー豊富で子供は本能的に好きなのだ。

 

こんな感じの内容。

 

ちょっと、全国の栄養士さんを否定する部分があったりするので、アレですけど
この本の、おっしゃる通りです(笑)

 

ただし、文章で矛盾していることも多い印象。
意見も偏っているので、信じ込まず、よーく考えて読むべきだと思います。

 

 

 

これからの時代は、栄養指導が難しくなります。

なぜなら子供を指導する立場の親が
子供のころにスナック菓子、清涼飲料水に慣れている世代だから。
当然、親がスナック菓子をたくさん食べるのに
子供にだけ「食べちゃダメ」とは言えない。

実に、我が家もそう。

母親は「ドン・タコス」や「チーズおかき」大好き。
1週間で1袋は必ず食べてる。

自分は栄養学やってる身なので、家では食べません。

だけど母親に汚染されたのは、弟です。

お菓子大好きになっちゃって、学校帰りの5時くらいにお菓子を食べます。
そうすると、夜ご飯おなかに入りません。
野菜なんて好きなほうではありません。

昨年、肺炎になって1か月入院したり、毎年インフルエンザやったり、
体の免疫力弱いです。

自分は、熱が出るほどの風邪はしばらくになります。

自分は自分でメンタル弱いのが体に出るのが弱点ですが(笑)

 

この本、お値段、800円(税別)
気になったら書店へ行ってみてはいかが?
もしくはAmazonで


Viewing all articles
Browse latest Browse all 53333

Trending Articles