絵本です。
ペトラには、体に1000個の”ぶち”があります。
その”ぶち”の一つが、ペトラの体から逃げ出してしまいました。
なんとか、捕まえようと、ペトラは追いかけます。
しかし、ぶちは、とうとう、家から出てしまいました。
ぽっかり空いた心の穴。
違うもので埋めてみたけど、しっくりこない。
しばらく経ったある寒い日、窓に何かがぶつかる音。
ペトラが見たものは、
あの日、逃げ出したあの”ぶち”でした。
ちょっと、大きくなったようです。
かわいい子には、旅をさせろと言います。
色々な経験を積んで、顔を見せに帰ってくるのです。
安息の場所として、心を広く持つ事で、
ひとまわり成長した者を、受け入れられるのかもしれません。
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