双葉文庫:2003年11月20日初版第1刷発行:(¥524)
アジアの西の果て、白い荒野に立つ矩形の建物。いったん中に入ると、戻ってこない人間が数多くいると伝えられている。その「人間消失のルール」とは?(裏表紙より)
元同級生の神原恵弥(かんばら・めぐみ)に請われ、謎解きの為にやってきた時枝満。堂々たる体躯の白人スコット、中肉中背の地元出身のセリムと四人で、「存在しない場所」で一週間暮らす事になる。
そして誰もいなくなったみたいで、場所ば場所だし不気味な話で、ドキドキとあっと言う間に頁が進んだ。
最終的にはSFっぽいリアルな話になったが、結局、場所の謎は解き明かされておらず、不気味さが残った。
↧