伊坂幸太郎さんの小説の中では、
このシリーズがとびきり面白い♬って、ドコかで読んだ気がしまして
でも、本屋さんの、なんとかフェア・・などという企画の棚で
彼の作品がたくさん並んでいる中では見掛けなかったけどなぁ(・_・?)
不思議に思っていましたら、祥伝社文庫さんといういつもと違う出版社
さんでした。
文庫本は、発行されている会社によって
お客さんの認識度が変わってしまうんでしょうねぇ~( ̄△ ̄;)
こんな風な、ご機嫌な表紙、
面白いに決まってる♬って、迷わず買ってしまいましたよ(∩_∩)
二人組の強盗は、いずれどちらかが癇癪を起こすに決まっている、
三人組は悪くないが、逆さにするとアンバランスで
五人だと逃走用の車が窮屈だから
銀行強盗は四人いる・・
という冒頭から可笑しく可笑しくてたまらない、
ヒトを食った書き出し(^、^*)
さすが伊坂幸太郎、やってくれるわね(^ー^)ノ☆*.。
・・ってニヤニヤしているうちに、どんどんのめり込んで
やはりアッと言う間に読み終えてしまうのでした
伊坂幸太郎お得意の、
凄い大事件が起きているのだけど、
その事件の軌跡を追うよりも、登場人物一人々々の
個性的な饒舌な会話に重きを置くパターン(^_^)v
嘘をついている人を見分ける能力を持っている成瀬、
口から出まかせばかり言ってる響野、
体内に時計を持ち、常にカウントしてる雪子
天才的なスリ師の久遠・・という、
も~このキャラを構築しただけで
小説の重要な部分は決まってしまう・・と思うくらい
個性的な四人が、めいっぱい大活躍します\(≧▽≦)丿
後半に仕掛けられた、あっ☆と、
驚くトリックもめちゃくちゃ面白いのだけど
彼らの面白い掛け合いを読んでいるだけで
クスクス笑ってしまうO(≧▽≦)O
キレの良い展開のお話なので
最近書かれたお話だと思ったらデビューして間もないころの
伊坂幸太郎さんの出世作なんですってね(^、^*)
大沢たかおさん主演で、
映画化もされているそう・・・ありゃりゃ知らなかったです。
(本や映画、好きだと言いながら、色々な情報に疎いワタシです)
↓読書のお供
隣のギャラリーで、ドイツの地ビールの試飲販売をしていたので
お付き合いで買ってみました。
ラーデベルガーというピルスナータイプのビール
爽やかで、キレの良い美味しいビールでしたよ(๑´ڡ`๑)
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伊坂幸太郎【陽気なギャングが地球を回す】
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