不動産投資に関する本を探していたときに、Amazon でこの方の本の人気が高かったので
試しに 1 冊購入してみました。
商社にお勤めの頃から、元祖サラリーマン大家さんとして有名な方だそうです。
藤山さんの投資スタイルとしては、新築物件は買わずに
中古の競売物件や任意売却物件を安価で購入し、賃貸に出すスタイルで
キャッシュフローを黒字にし、現在 10 棟 94 室を所有されているそうです。
なるほど、競売物件なら、上手くいけば良い物件が安く手に入ります。
投資スタイルとしては、アリだと思いました。
希望的観測で新築を買ってはいけないというのも、そのとおりだと思います。
ですが、どうしても、文章が胡散臭くて、この方を支持する気になれませんでした。
不動産の買い方や、リスクの少ない不動産投資のやり方を
わかりやすく教えてくれているのですが、どうも読むとイライラします。
目次だけ読んで、後は読まないのが一番精神にいい方法かもしれません。
Amazon でも、目次はタダで読めますから、お試しください。
なんでこうも嫌悪感があるのか、ちょっと考えてみました。
先に「
働くアラフォーママが夫にナイショで家賃年収4000万円!」を読んで
「不動産投資はメンテナンスが大変」と思っていたので
あまりにも簡単に出来そうに、読者をあおっているような文章が、鼻についたのかもしれません。
この人の文章を信じて不動産を購入すると、
「あとは自分で考えてね。さようなら」と梯子を外されそうな臭いがプンプンします。
著者は、大家さんの傍ら、セミナー主宰や書籍の執筆など
いろいろとお忙しくされていらっしゃるようです。
こんなふうに、多方面でお金を稼ぐ方法を持っていると、便利ですね。
不動産投資ではなく、彼の生き方のほうが、参考になりそうです。