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64(ロクヨン) 作者: 横山 秀夫 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2012/10/26 メディア: 単行本

昭和64年に起きたD県警史上最悪の誘拐殺害事件を巡り、刑事部と警務部が全面戦争に突入。広報・三上は己の真を問われる。究極の警察小説!（Amazonより抜粋）

Kindleで購入したために本の厚さがつかめなかったこともあり、久しぶりに「長さ」を感じました。 特に後半が面白かったです。登場人物が多いので、名前を中々覚えない私にはちょっと辛い部分もありました。通勤時間や昼休みを使って少しずつ読んだりするので、名前を忘れて何度か戻ったりしました。そのせいか、いつもより時間がかかりましたが、それはそれで良かったです。昨日の昼休みにあと少しで読み終わるところまでいったので、午後の時間は続きが気になって気になって...。最後ちょっと納得いかない部分もあったけど、全体的に面白かったです。 ストーリーの方は、普通の警察小説だと思ったので、いい意味で期待を裏切られました。先日の『空飛ぶ広報室』に続いて広報の話です。ええ、あらすじをほとんど読まずに読み始めるのでそこに気がつきませんでした。なんだかな。 どんどん話がふくらんでいき、最後に全部つながって納得。中だるみも感じず、最後まで楽しめました。この方の作品は、本では読んだことありませんでしたが、映像化されたものはけっこう好きです。他の作品も読んでみようと思います。