■英文多読に挑戦(456冊目)
Author : Margaret Peterson Haddix
Series : The Missing #1
YL=5.2、単語数=59260、ページ数=336、☆4.5
その飛行機はレーダーにも人々の目にも捉えられること無く、空港のゲートに到着した。
その日が彼女の初めての勤務だった航空会社職員のAngelaはただ1人それを目撃した。
そしてその飛行機にはパイロットも客室乗務員も大人の乗客も見当たらず、
機内にいたのは36人の赤ん坊だけだった。
13年後。
13歳のJonahは自分が養子であることは知っていたし、
今までそれが問題だと思ったこともなかった。
しかし彼と新しい友人Chip(彼もまた養子であることが判明)に
謎の手紙が相次いで届き、彼らは自分達の出生に秘密があることを感じる。
Jonahの妹Katherineと共に調べるうちにFBIの関与や謎の人物の出現、
さらには敵対する組織の存在までが明らかになり次第に謎は深まっていく・・・
・・・
何これ?プロローグからいきなり面白いんですが。
JonahやChpが飛行機に乗っていた36人のうちのひとりであることは
最初から明白なのですが、それ以上のことは全く分からず、
読者はこの1冊をかけてJonah達と一緒に彼らが何者なのか、
誰がどこから何の目的で子供を連れて来たのかを少しずつ知ることになります。
そしてその理由が判明するラストでJonah達は究極の選択を強いられるのです。
Margaret Peterson Haddixさんは「Shadow Childrenシリーズ」の
著者として有名ですが、これは彼女の現在進行中のシリーズの第1作目です。
SFミステリーと言うのが一番近いと思いますが、難しい科学用語などは
ほとんど出てこず、リアリティよりはストーリーを楽しむ作品だと思います。
読む前はジェットコースターストーリーを想像したのですが、見事にハズレ、
本巻に限って言うと少しずつ謎が明らかになっていくタイプの物語でした。
なので最初はなかなか話が進まずにジリジリしたりしますが、
次はどうなるのか気になって読み始めたら止められなくなりました。(^^ゞ
詳しいことはネタバレになるのので書けませんが、
36人の子供達は皆出自の秘密があります。
JonahとKatherineが時空の旅を続けながら彼らを救っていく
と言うのが私の想像なんですが、違うかなあ?
いずれにせよ次巻が気になって仕方ありません。(^^)
ここまでの合計。456冊、単語数=3893829
<関連リンク>
・INDEX - The Missing
・WEB SITE - Margaret Peterson Haddix
にほんブログ村
Found (Missing) Margaret Peterson Haddix Simon & Schuster Books for Young Readers 2009-04-21 by G-Tools |
にほんブログ村