辺見庸さんの新刊『青い花』が届きました。
うふふ。
表紙の「青い花」という文字が銀色に光っています。
帯が力入りまくりで、ちょっとおかしいです。
上製本のカバーを外すと、表紙だけ色が着いてます。
何年か前に流行った、青緑系のなんとかグリーン。
その色で、帯に大きな文字で惹句が印刷してあります。
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おお、神よ！
この大災厄はまだ、
まだつづくのですか!?
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ふむふむ。
まるでルビのように、小さな文字の惹句も書かれています。
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あいつぐ大震災と戦火で、恋も家族も未来も、すべてをうしない鉄路を彷徨う男。
ただ欲しいものは、あの青いものすごいクスリ。
哄笑、恐怖、愛、虚無…が卍ともえにからみあう、現代黙示小説の大傑作。
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帯の背の部分には縦書きで「現代の黙示小説」。
裏表紙の側にも、これでもかとがっしり書いてありますな。
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奈落の夜、ロマネスクの花弁が舞い狂う！
これぞ私たちのアポカリプス・ナウ！
過去－現在－未来が交差するおどろきの展開。
実存の底がめくりかえさせれる、強烈無比の「超文学」ついいに誕生。
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映画の宣伝みたいですね。
もう満腹。
でも、中味はもっと饒舌なんだろうと予想しております。
青い花 / 辺見庸
