本物の『日本のお城』を知るための最高の写真集が発売されています。 『レンズが撮らえた幕末日本の城』―永久保存版 (単行本) 來本 雅之 (著), 三浦 正幸 (監修), 小沢 健志 昔の、日本の最高建築技術、芸術といえるお城が堪能できます。 『日本のお城』は昭和の中ごろまでは、戦争等や火災で焼け落ちたお城 でも、造られた当時の建築技術をなるべく使用して『お城』再建されていました。 その昭和に再建されたお城でも、たいへん雰囲気が残っており、昔の人の考えや歴史が 伝わってくる感じがしました。 もちろん、『お城』というものは、たいへん不便で真っ暗でしたが、たいへん 魅力がありました。 信じられないことかもしれませんが、あの、何度も再建された『大阪城』でも 雰囲気は残っていました。 数年前に、2000年になって新しく再建された『大阪城』に遊びに行った時、 なんじゃこれ!!!!! と本当に驚かされました。 建物にエレベータが装備され、完全な鉄筋コンクリートで再現されていました。 観光名所にしたいのはわかるけど、これはないだろうと思いました。 これはもはや『お城』ではなく、照明も明るく、床もタイルで固めた、ただのビルだと思いました。 その城のなかに飾ってあるのは、 秀吉の『黄金の茶室』!!! 他にもいろいろありましたが、すべてがうそ臭い!! 最低の『お城もどき』だと思いました。 『大阪城』を再建した人は、こどもになにを教えるのだろう?? 観光客や子供にこんな、『こども騙しの城』を見せて恥ずかしくないのだろか!! 今の子供たちは、こんな偽物の『お城もどき』を『日本のお城』として見せられるのが 可愛そうに思いました。 『レンズが撮らえた幕末日本の城』は城の写真しか残っていないので リアルに体験することは出来ないかもしれませんが、 この本には少なくても 『本物の日本のお城』 が記録されています。 『お城』が好きな方は、一度、この本を見てください。 感動できると思います。 大阪城「黄金の茶室」で茶会 大阪城天守閣 いつも、お読みいただきありがとうございました。
↧