私たち図書館員が「子どもに読み聞かせるおススメの絵本は?」って聞かれたら、20歳を超えた定番の絵本(「ぐりとぐら」とか「おおきなかぶ」とか)を教えます。大人の目からすると「絵が可愛くないな~」とか「内容が単調な気がするけど…」って絵本もあるんですが、読み聞かせをすると子どもの反応がすっごく良い。不思議なんですよね。
さて、山口さんが大学の授業で生徒さんに「子どもが楽しんで読むと思う絵本」を選ばせたところ、ど定番の絵本ではなく、今どきの可愛い絵柄の本や教育上よさそうな絵本を持ってきたそうです。そこで、山口さんは次に「幼い頃好きだった絵本、あるいは思い出に残る絵本について」という課題をだしました。すると、生徒さんたちは大好きだったお母さんや先生に読んでもらった絵本の思い出をレポートにしたためて提出してくれたそうです。
この本は↑のレポートと考察です。大変薄い本でサックと読めてしまいますが、読みごたえはあります。先生や司書・読み聞かせのボランティアをしている人にはもちろん読んでもらいたいのですが、小さい子をもつお父さん・お母さんにもぜひ読んでもらいたい一冊でした。
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