昨日の記事で宣言したとおり、
今日は読み終えた本の紹介記事を書くとしよう。
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 全2巻 完結セット (新潮文庫)
- 作者: 村上 春樹
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/11/05
- メディア: 文庫
まずは、タイトル長すぎw
しかしこのタイトルは非常に分かりやすく、
世界の終わりというストーリーと、
ハードボイルドワンダーランドというストーリーが、
交互に平行して進んでいく事を表わしている。
ハードボイルドワンダーランドが実社会のようなストーリーで、
世界の終わりはファンタジー的な世界の話になっている。
正直言ってピンクの太った孫娘が登場しなかったら、
この小説を最後まで読み通す事は出来なかっただろうw
そもそも実社会に近い方のハードボイルドワンダーランドでさえ、
近代だか現代だか近未来だか分からない世界で、
組織(システム)と工場(ファクトリー)と呼ばれる2つの団体から始まり、
計算士と記号士(計算士の成れの果て)だの、
やみくろなんて訳の分からない地底人みたいなのまで出てくる。
ファンタジーの方の世界の終わりは、
実社会の方の主人公が脳内に作り出した世界のようだ。
一角獣の群れが門から出入りする高い壁に囲まれた街。
影と切り離され、『夢読み』と呼ばれる仕事をする事になった主人公。
全ての人間は心を持っておらず、争いなども起こらない世界。
そんな2つの物語が交互に展開し、最終的には一つに重なる訳だ。
血沸き肉踊るような冒険ファンタジーでもなく、
巨大組織に立ち向かうスパイが大活躍するハードボイルドでもない。
ちょっとかわいそうな男の物語である。

結構時間掛かったなぁ





