最近こんな本ばっかり読んでますね。 世界を船で回るピースボートに、国際学生として乗船した学生、特にパレスチナ人の男性と、イスラエル人の女性に焦点を当てて、物語風にイスラエルとパレスチナ問題を紹介した本。 最近ではあまりニュースにもならなくなったパレスチナ難民の生活の実態が記述されている。 イスラエル人と言ってもイスラエル政府に反対の立場の女性なので、全体としてパレスチナ人の同情的な立場で話が進んでいく。 いや、客観的に見てもイスラエルよりパレスチナ人のほうがかわいそうなんですけど。 ちなみにこれも2001年のピースボートについて書いた本であり、もう12年前。 それから新しい本が出ていないというのは、パレスチナ問題が片付いたからということではなく、何も変わっていないからでしょうか。
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