講談社現代新書 ピーター・ミルワード:著 別宮貞徳:訳 『旧約聖書の智慧』 という書を読みました。 まずは目次でも。
まえがき 第一部 天地・律法・救済 1 世界はいかにして始まったか 2 人間はいかにして始まったか 3 この世のなにが悪いのか 4 なぜ神はひとりの男を選んだのか 5 律法とはなにか 6 未来はどうなる 7 いかに祈るか 8 智慧はどこにあるのか 9 なぜ罪なきものが虐げられるのか 10 神はいつわれわれを救いにくるのか 11 ユダヤ人とはなにか 12 聖書とはなにか 13 聖書はわれわれとどのような関わりがあるのか 第二部 神・光・智慧 1 光の創造 2 神の答え 3 神のファンタジア 4 智慧の回想 5 美しい愛の母 6 主をほめたたえよ! 7 新しい天、新しい地 訳者あとがき 索引
見ても分からないかもしれませんが、よくある聖書の入門書とか解説書とは明らかに違う、という印象を受けました。 聖書の解説というよりは、テーマに沿った著者の想い、という感じでしょうか。 タイトルの 『旧約聖書の智慧』 からも分かる様に、新約聖書についてはほとんど触れていません。 だからと言って新約聖書を無視しているというのではなくて、著者の他の書に 『聖書は何を語っているか』 という書があり、そちらでは新約聖書を扱っていて、本書はその続編にあたる様です。 著者の ピーター・ミルワード 氏はロンドンの生まれの様で、そのためか、文化的違いを多少感じた気がします。 また氏は、カトリック司祭を経験しており、内容が多少カトリック寄りだった様な気がします。 全体的に、多少内容が難しいのではないかと思います。 初心者には向かないのでは?って気がします。 ただ読むのではなくて、何かを考えさせてくれる、そんな感じがする書です。 聖書について少しは知っている方が読めば、多く事を得られるのではないでしょうか。
(C)Peter Milward 1990





