<内容> 今多コンツェルン会長室直属・グループ広報室に勤める杉村三郎はある日、拳銃を持った老人によるバスジャックに遭遇。事件は3時間ほどであっけなく解決したかに見えたのだが 杉村シリーズ第3弾目。失敗したな~って思ったんですが、「誰か」と「名もなき毒」を読まずに読んだら、事件自体は過去を引きずっていないのでいいんですが、過去の事件の影響が現在の人間関係にちょくちょく影響されていたので人間関係が微妙に把握できない。なので、上記2作が未読なら先に読むことをおススメします。 さて、本作ですが。読むのに時間がかかったな~。毒気が強い作品と言うことと、杉村の言葉(モノローグ?)が固く感情移入しやすいキャラじゃなかったからかも。まぁ、それを除いても700ページ近くの長編だったってこともあるんですけどね。 内容としては、バスジャック事件に見せかけて、実際は詐欺事件のお話です。そこに、杉村のことを敵対視する同僚の井出の事件が絡んでくるって感じですかね。この井出って男がまたムカツク男なんですよね…。やってもいないパワハラをしたと労組に申し立てたり、自分がしていたセクハラはばっくれたり。あげくの果てには…。 そして、最後に大どんでん返しがおこります。(それも最悪の方向に)あの結末はあまりにも杉村さんに酷だろう…。今多コンツェル編がラストで、次に探偵事務所編になると信じたい。次の巻でますよね?宮部さん。
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