- 作者: 宮部 みゆき
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1999/08/30
- メディア: 文庫
あらすじ
本所深川をあずかる岡っ引きの茂七親分が、下っ引きの糸吉・権三とともに
江戸の下町で起こる魔訶不思議な事件に立ち向かう。茂七に事件解決のヒントを与える謎の稲荷寿司屋や、
超能力をもった拝み屋の少年など、個性あふれる登場人物たちと織りなす人情捕物話の数々…。
「鰹」「白魚」「柿」「桜」など、江戸
の季節を彩る「初もの」を題材に、
ときに哀しく、ときに妖しく描く時代小説
(amazonより)
そもそも時代小説は『陰陽師』くらいしか読んだことがなかったので
捕物帳も初読です。(水戸黄門とかドラマでは見たことがありますけど/笑)
DNA鑑定も科捜研もない時代に
どのように事件を解決するのかとワクワクしながら読みました。
地道な聞き込みと知恵を絞った推理に「なるほど!」と思いました。
しんみりさせる話から教訓めいた話まで
色々なお話が詰まっている捕物帳でした。
作中に出てくる食べ物たちも美味しそうで
とりあえずこの本を読んでからはお稲荷さんがマイブームになりました(笑)
いやぁ続編があったらぜひ読みたい。