キャラメルで「ミス・ダンデライオン」をやった時に、図書館からコバルト文庫版(1980年刊)を借りて表題作だけ読みました。で、その時「たんぽぽ娘」が好きになったのでぜひ買いたいと古書店をかなり周ったんですが結局手に入れることができず(;_;)泣く泣くあきらめた作品でした。だけど、うれしいことに「ビブリア古書堂~」で火がついて(?)めでたく復刊されました。いや~すっごくうれしいよ♪ で、今回は他の作品もよんでみましたよ。正直他の作品はあまり自分好みではなかったかな…。でも、「河を下る旅」とヤングの遺作となった「荒寥の地より」は結構好きでした。とくに「荒寥~」の方が好きかな。ある家族と旅人との初秋~初冬にかけての3~4か月程度の物語なんですが、ラストに旅人がどこへ行ったのかがわかった瞬間が少し切なかったです。無事に帰れたのかな…。
↧