amazonn書評には 「襷(たすき)には、大学の伝統、同じ釜の飯を食った仲間への連帯感、団結力、校友や在校生の熱い思いが染みこんでいる」(本文より)。山の神・柏原竜二選手が四度、市民ランナー・川内優輝選手が二度走った「神事」箱根駅伝の真髄を描く。とあります。 実際には、元日大の駅伝部長が自己の体験をもとに東日本震災直後の箱根大会を実況中継の視点でドキュメントしたものです。 書評から感じるより臨場感があり、ラジオの中継を聞いているような感覚で読めました。 しかし、その分、選手の心理描写がまったくないので、そのような期待をすると拍子抜けするかもしれません。大震災直権退会であり、東北出身者に焦点を当てる場面が多いのも特徴です。 私はかなり以前から箱根駅伝のファンで、毎年、テレビやラジオで中継を楽しんでいます。 もちろんその後は、思わずジョギングに出かけてしまいます。今年もそうでした。初ランニングは3日でした。
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