レッドオーシャンとは、競争相手の多いマーケットで、ビジネスをすること。 ブルーオーシャンとは、競争相手の少ないあるいはいないところでビジネスをすること。 エメラルドオーシャンとは、レッド、ブルーにこだわらず、自分が情熱を持てることを追求し、人から求められるビジネスをすること. その根本原理は、自分の中のワクワクドキドキと、相手を幸せにしたいという思い。 それがあれば、続けられるし、お客の方からあなたの商品を売ってくれと言って来るようになる。 あなた自身が商品を作れなくても魅力的な商品を作る人を見つけて紹介したり、卸したりすることができる。 著者がエメラルドオーシャンなビジネスとして紹介していたのは、輸入総代理店ビジネスと、コインランドリービジネスだった。 大量生産の商品に飽きている消費者は、手づくりの商品、デザイン性の高い商品を求めており、海外でそうした商品を見つけ、独占輸入契約を結ぶことで、新規参入に強い、息の長いビジネスが構築できるとしていた。 コインランドリービジネスは、以前から持っていて安定した収益をあげていたものの、爆発的に稼ぐわけではなく、注目していなかった。 しかし、視点をかえると地域の人たちに感謝されながら安定して利益をあげ、競合や価格競争に巻き込まれない、景気に左右されにくいエメラルドオーシャンビジネスだったと気がついたそうだ。 エメラルドオーシャンビジネスの特徴は「選ばれる」「受け取れる」こと。ポイントは「根っこを押さえる」「風上にたつ」これで景気に左右されにくい息の長いビジネスを構築できる。 従来のビジネスを「つかみ取る」「仕掛ける」としており、成功するために次々と仕掛けが必要で、しかも模倣されるのがドンドン早くなっていて成功するのが難しい上に長続きせず、燃え尽きてしまうと言っていた。 著者自身がサラリーマンから独立して起業。いくつもの会社を興して成功させ数億の資産を築いた経験があり、銀座や六本木で一晩に何百万も使ったり、高級外車を二台持つなどの生活も体験した、 総資産九割を持ち逃げされたり、会社の経営をまかされてオーナーともめたり、様々な体験をしてきた。 お金とは、 いくら稼いでも心は満たされず、 なくす不安につきまとわれていたといっていた。今振り返ると自分のお金の使い方は下品だったともいっていた。そして、美しく稼ぎ生き方を誇る尊敬される人になる方が重要。 多くの人は年収二千万が最も落ち着く金額。 ネットワークビジネスについて、参入が容易な分競争が激しく、常に仕掛けていないと生き残れない厳しいビジネス。 自分の年齢とビジネスのバランスも考えた方がいい。50代で飛び込み営業はキツイでしょ。 素晴らしい考えだけど、勘違いな影響をうけているもの ロバート・キヨサキ 「金持ち父さん貧乏父さん」・・・あなたのポケットにお金が入ってくるものが資産。でていくものは負債という考え方。車などは負債。所有による心の充足感を無視しているので、人生の満足度がさがる。 神田昌典 「ダイレクト・レスポンス・マーケティング」・・・感情をゆさぶってモノを買わせるテクニックだけが先行して使われて、たいしたことない商品を売りつけることに悪用されている。 本田健 「経済的自由人」・・・ほったらかしで、仕組みをつくって稼ぐという面だけがとりあげられ、単に働かなくても暮らせることを目標にしている人が多い。本当は人生のわくわく、どきどきを感じるほうが大切。 あと、本当に凄い人はオーラは出ていないそうです。
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