さて、年末になりました。仕事は終わっていませんが、会社や取引先さんが動いていないので、開き直ってのんびりしましょうか。
ほとんど毎日、本は読み続けておりますので、取り立てて年末だから、と、いう意気込みはありません。が、仕事をしていると、どうしてもビジネス書や専門書の比率が多くなってしまい、小説とくに歴史小説との接点が希薄になってしまいます。
歴史小説を読みましょう。さて、何にするかな・・。昔読んだ物を読み返すのもあれなので、未読のものにしましょう。
と、考えていると、タイミングよく知人が「是非」と、おすすめしてくれたのが「峠」でした。河合継之助という人のお話です。
まずは上巻から。まだ河合氏はなりを潜めていますが、その人となりというか、思考、思想について丁寧に記述してあります。そして、上巻の終盤で幕末の日本が大きく動き始めました。
次は中巻に続きます。いや、これはなかなか楽しみです。