1 稲盛和夫氏の守護霊に「フィロソフィ」を訊く
2 経営者にとっての最終試験
3 JAL再建を引き受けた理由
4 危機感が社員に「経営意識」を持たせる
5 JAL再建を通じての「二つの貢献」
6 経営に生かす「仏法の厳しさ」
7 「考え方の甘さ」を自覚せよ
8 ロングヒットを生み出し、経営を安定させよ
9 政治的権力を持ちつつある幸福の科学
10 「稲盛氏の守護霊霊言」を終えて
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JALについては以前、ブログに書いた。2010年5月に書いたから、ちょうど3年前になる。
もうすでに、稲盛氏が再建作業に入っていた頃ですか。
3年が経過し、今ではJALは、再上場し、復活しているのは何よりです。
本来であれば、倒産していたのでしょうから。
まあしかし、今の日本において、これはJALだけの問題ではなくて、
一流企業と言われていたところ、ほとんどにあてはまる問題でしょう。
会社や学校などもそうだけど、自分のプライドを満たすためだけに存在しているわけではありません。
一流企業に勤めていても、それで未来が保障されているわけでも何でもなくて、経営が厳しくなればどんな企業でも倒産します。
ある意味、企業のステータスが、崩れ去る時代に入って来たのかな、とも思えます。
稲盛氏にしても、航空業界など本来、関係が無い人物でした。
だんだんと業界のわくさえとっぱらわれてしまうのかもしれない。
やっぱ、企業の根本から再認識しないといけないね。
社員や従業員のために企業が存在するのも確かにありだとは思うが、一番の根本は、お客であり、社会に必要とされなければ存続する事は難しい、という事だよね。
ただ今のような時代、
お客や、社会が、本当に何を必要としているのか、自分たちでさえわかっていないところがある。
ここに経営の難しさがある。