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(年間50冊の進捗 50冊/365日×354日目(12月20日)ー30冊目=▲18.49冊)#mhks(本)
・「憲法ってなに?」(p3)
・憲法改正論議が盛んに行われているけど、日本国憲法はこれからどうあるべきなのか。
そんなことを考えるきっかけ日本書がなれば、ものすごくうれしい。(p5)
☆日本国憲法を最初に習ったのは、小学生。その後、1982年にブームになった小学館の「日本国憲法」を読んで以来、ちゃんと向き合うことはなかった。
今回、改めて読んでみると多くの発見がありました!
憲法に書かれている、日本国民のあるべき姿とは?
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●(前文から)
・「全世界の人は、みんな、なににも怯えることなく、飢えることもなく、平和に生きる権利を持っている!」
この理想は俺たちの国だけじゃなくて、ほかのどの国にも通用するもので、一人前の国でいたいと思うなら、これを守ることは各国の義務だよ。
俺たちはここにかかげたことを、本気で目指すと誓う。誰に?
俺たちの名誉と世界に!(口語訳・p12)
・われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。(原文・p13)
☆我々日本人は、生まれながらにして、「崇高な理想と目的を達成すること」を誓い、背負っていたんですね!
でも、我々は「このこと」を知っているのでしょうか?
学校では確かに学びます。でも、その頃は世界情勢も、政治も、社会も何も「実感していない」。
大人になり、もっと身近にこの憲法と触れ合え、話題になり、話会うことができれば、少しでも「意識」できるのではないでしょうか。
そのための本書の役割は「あり」だと思います。
●(憲法の成り立ち)
・科学が進歩するにつれ、神の思し召しだとされていたいろいろな自然現象が科学的に説明できるようになってくると(たとえばガリレオさんの地動説や、ニュートンさんの物理学など)、王様が国を支配するという、それまでの制度を裏で支えていた教会の力は、だんだんと弱まっていったんだ。(p97)
・啓蒙思想は17世紀から18世紀ごろに盛んになったもので、中世以降のキリスト教会に代表される伝統的権威や旧来の思想について、それが本当に正しいのか徹底的に突き詰めて考えたことをさすんだ。「神の意志とかっていうモヤッとした考え方ではなく、自分の理性で物事を考えてみようよ!」っていう考え方かな。(p98)
☆そうか「啓蒙思想」ってそういうことやったのか!自分は世界史を暗記だけの科目と思って勉強していたので、こんな中身に深く突っ込んでいなかった。
「難しい漢字」の単語ぐらいしか印象はなかったです。
科学の進歩と、人間の思想・生き方とが深く関わって、世の中が変わっていく。
今になると、それがよく分かります。
インターネットの普及で、社会が大きく変わり、自分達の考え方も、ライフスタイルも大きく変わってきた。
今はそのスピードがものすごく速くて、人も制度も追いついてはいないが、きっとこの先「何かあたらしい考え」が生まれるのでしょう。
・日本国憲法というものは、「国民の人権を守るために戦争を放棄します」っていう「人権の保障」と「戦争放棄」をセットにした「積極的平和主義」のうえに成り立っている、なかなか画期的なものなんだ。(p133)
☆へえ!てっきり、二度と他国に侵略して、戦争を起こさないよう、軍隊を持たせないということだと思ってました。「国民の人権を守る」手段としての「戦争放棄」だったんですね。
より積極的に「国民の人権」を守るため。
・・・そのためには、やはり「守り」も必要。それが「自衛隊」へとつながる。・・・
☆読み終えて:この口語訳は、すごく現代的で直感的で、わかりやすい。が、いささか若者向けすぎるのも事実。
ラップのお兄さん達が、口ずさむ感じ。
他に、もっと馴染み深い言葉の言い回しは無いものでしょうか?
そうだ!やはりそれぞれの地域に根ざした「方言」で口語訳するのはどうでしょう。
探してみると、ありました!
YouTubeには、こんなものも!
メインは「大阪弁」と「広島弁」ですが、これに沖縄とか東北とかそれぞれの県別に「口語訳」されたら、より親しみが持てるのでは無いでしょうか?
☆この本の監修者の長峯教授があとがきに書かれておりますが
・ただ単にわかりやすい日常の言葉に置き換えさえすればよいのでは決してなくて、細かいところまで深い意味のある憲法の一言一言を、あまたの日常語から適切に選り分けて、的確に訳語を当てていく必要がある。(p170-171)
楽しければ、わかりやすければ、良いという問題でもなく、簡単な作業でもないでしょう。
しかし、読んでもらえなければ、知らなければ、「無い」のと同じ。
まず、憲法というものに「興味」を持ってもらうことが大切なのではないでしょうか?
この本を読んで、このような記事を書いている自分のように・・・。
実行すること:「日本国憲法」前文を、モレスキンノートに書き写す。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
献本御礼。「幻冬舎」四本恭子さんからお贈り頂きました。いつもありがとうございます。
大変遅くなりました。










