某日、新聞のコラムでこの本が紹介されていて、 面白そうだと思って Amazon で探してみたところ、 単行本は 1~2 カ月経たないと発送してくれない、と表示されていました。 大変人気の本のようです。1~2 カ月は待てないので Kindle にダウンロードしました。 電子書籍って、こういうとき本当に便利です。 この本を書かれた滝野 文恵さんは、チアダンスチーム「ジャパンポンポン」の会長を務めていらっしゃいます。 このチアダンスチーム、なんとメンバーの平均年齢が 71 歳。 滝野さんご自身は今年で 85 歳だそうです。 そう、ただのチアダンスチームではなくて、シニアのチアダンスチームなのです。 滝野さんが 63 歳の時に立ち上げたのだとか。 それから 20 年以上、元気に活動中だそうです。 これは昨年の 3 月に、USANationals-2016 にゲスト出演されたときの映像だそうです。 めっちゃ踊ってます。ちゃんと揃ってます。 また滝野さんがストレッチしている写真が本に載っていましたが 身体がものすごく柔らかい!私の 3 倍以上は柔らかいと思います。 きっとこの柔らかさが元気の秘訣なんだと思います。 絶対、死後硬直は、まだ全然先の話でしょう。 滝野さんは 1932 年生まれということで、人生を語り始めると戦中の記憶もしっかりあって 人より本当に多くのことを経験されていらっしゃいます。 またご家庭が割と裕福だったというか、お父様がもともとシンガポールで働いていた実業家で 海外へ行くことに抵抗のない環境だったようです。娘である滝野さんにも、 大学卒業後にアメリカ留学させてくれたお父様。その当時の普通の家庭の父親のイメージとは ずいぶん違う方だったようです。 こういうお話を読むと、親の考えが子供に与える影響が計り知れないということがよく分かります。 今 85 歳の女性で、アメリカに留学経験のある人って、どれくらいいらっしゃるんでしょう。 私の年代ですら、女性がきちんと仕事をしだしたのってつい最近だと思うので 85 歳の女性たちの中で「これからは女も自立しなくては」と言って留学に行かせてくれる お父様をお持ちの滝野さんは、ものすごく稀な存在で、ラッキーな方だと思います。 ラッキーな方だな、とは思いましたが、彼女の人生は決して順風満帆な時ばかりではなく 結婚生活も大変だったようですし、お母様との関係はお父様とのそれほどは良くなかった様子。 だけど、興味を持ったことはとりあえず実行してみる、という姿勢が一貫しています。 1 度やってみて、ダメだったら深追いしないであきらめるんだそうです。 これを読んで「あ、それでいいんだ」とものすごく納得しました。 物事を始める時に、うまくいくかどうかなんて、考えなくていい、と背中を押された気がして とても安心しました。 気楽に読めて、元気が湧く本です。 気分が沈んでいる人にお薦めです。
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