月の助け船
月の光が暗闇を呼び寄せ
夜の魔力が動き出す
突如
月から助け船が現れた
船に乗り夜の流れに沿って行く
闇が沈澱する中
星空に照らされた宇宙界を渡る
暗黒星雲が飛び込んで来た
月の船ごと銀河の渦に吸い込まれる
超新星が無音で砕け散り
闇に果てなく広がる
爆発はやがて新たな星を促し
青い天地が誕生
瞳に碧く深く無限を刻む
月の船を降りても
月の光線に導かれ
夢を追う
月と太陽
銀河の助け船へと
※最近読んだ本: みがけば光る 石井桃子 河出書房新社 ・その人の立っているところが、 世界の中心なんですよ。という言葉が沁みた。 ※犬はいつも足元にいて 大森兄弟 河出文庫 ・偶然にも、最近公園に行くと犬になつかれます。 この作品はちょっと辛かったけど。
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