姫川玲子が登場する短編集です。 時期的には、ブルーマーダー後、となりますね。 本庁捜査一課に戻り、再び「姫川」班ができますが、 当然ながらメンバーは違うわけで。 のちに殉職する林さんがいて。 こうして姫川の短編を読んでいると、 誉田哲也という人は、 女性に優しい、というのか、 女性の強さを愛しいと思う人なんだなあ、と思いますね。 実際、誉田作品に登場する女性は、 みんな強くて、負けませんから。 男性には、その点、視点が厳しくて だいたいゲスで(勝俣のように) もしくは体力はあっても、単純で、 聡明さに欠ける登場人物が多い。 女性はちょっと理想化されてるかな、とも 思いますが、 まあ、それが作者の愛なのでしょう。 グロを書いても、 どこか、崩れない一線がある、 と感じられるのは、 この「愛」があるからなのでしょうね。 そろそろ、 「硝子の太陽 R」後の姫川玲子に 会いたくなってきました。
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