5つの章から成り立っています。
1:中国vsアメリカ 2:ロシアvsアメリカ・EU 3:EUvsアメリカ 4:サウジアラビアvsアメリカ 5:中国vs日本
ロシア:暗殺とか今の時代にもあるんだ・・。平均寿命の短さにびっくり。アルコール中毒や自殺が多いらしい。
サウジアラビア:ワッハーブ派の国家。王子が多過ぎる。王族で何万人ってすごいなあ。そして、原理主義怖い。
中国:愛国主義。愛国教育の賜物。
中国の、人権を無視した独裁国家への援助。中国は力を持っていても、世界の評判は良くなさそう。
そんな中、日本のアニメが好まれているという話は微笑ましい。日本のアニメが好きな中国人には、日本嫌いの人は少ないという。
中国だけでなく、ロシアやサウジアラビアも、報道の自由がない。国家に制限されている感じ。
どの国もみんな、自国の益しか考えていない。特にアメリカにそんな印象を受けた。
そんな中、EUの試みは素晴らしいと思う。
5章の冒頭の仮想挿話。尖閣諸島と台湾の衝突。単行本は2008年、文庫版でも2010年の出版。
最近話題になっているのは台湾というより中国とですが、ほぼ現実のものとなっているのでは・・。
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