![一流芸能人がやっている ウケる会話術――場を盛り上げ相手を楽しませる話し方 一流芸能人がやっている ウケる会話術――場を盛り上げ相手を楽しませる話し方]()
我ながら、コミュ障が酷い。人前に出るとどうにもうまく話せないのだ。もっとうまく話せたらいいのになあとよく反省する。
会話術の教室のようなものがあったら通いたいくらいだが、そんな便利なものはない。悩んでいても仕方がないので、問題を克服すべく、これからしばらく独学で会話について研究してみることにした。
当面考えている方法は、①書店にある会話術の本を片っ端から読んでみること。②テレビのトーク番組を分析すること。③実生活で会話をしてみることの3つ。本で理論を学んだうえで、テレビで手本を見て、実際に自分で活用するという方式だ。
会話にも才能の部分と技術の部分があるにちがいない。才能はなくても、最低限の技術くらいは学んでおきたいところだ。上記方法を繰り返して量をこなせば、少しは上達するんじゃないかという期待もある。ちなみに、学んだことは、随時このブログ上に載せていく予定だ。
最初に読んだ本は「一流芸能人がやっているウケる会話術」という本。ホステスに会話の指導をしていたという人が書いた本である。
筆者によると会話の基本型は、スピーカーとリスナーの役割が明確なタイプだそうだ。どちらかがスピーカーとなり、リスナーとなる。スピーカーとリスナーの役割分担がなくて、入れ替わったりするのは応用型。
大事なのは、まずはリスナーとしての聞き方を学ぶということだそうで、聞き上手になる方法について最初に書かれている。
話を聞くといっても、もちろんただ単に耳を傾けているだけではだめで、リアクションが必要となる。会話はキャッチボールだから、球が来たら返さなければならない。
じゃあ、リアクションってどうやってやるんだろうと思ったら、14種類以上もあるんだそうだ。「振り」「質問」「応答」「相槌」「同調」「驚き」「合いの手」「確認」「ペース配分」「笑い」「ボケ」「ツッコミ」「まとめ」などである。
正直、リアクションの方法がこんなにたくさんあるとは知らなかった。質問や相槌というのはわかるけれど、他にもいろいろあるのだ。本書を読むと、それぞれのリアクションの方法について詳しく書かれていて、この部分が本書で一番面白い。
会話が上手な人というのは、こうしたたくさんのリアクションをうまく使い分けられる人なんだろう。
本を読んだ後、さっそくトーク番組を見て、芸人たちのリアクションを確認してみたところ、たしかに上記のリアクションの方法が実践されているんである。しかも絶妙なタイミングで使われていてうまい。今までテレビ番組など適当に見ていたが、この本を読んで芸能人のリアクション芸の凄さがようやく分かってきた気がする。
トーク術の本なので、スピーカーとしての極意も書かれているのだが、そちらのほうはあまり参考にならなかった。リスナーとしての極意のところが非常に勉強になる本だった。