Quantcast
Channel: So-net blog 共通テーマ 本
Viewing all articles
Browse latest Browse all 53333

龍臥亭ふたたび【龍臥亭幻想 上】

$
0
0

龍臥亭幻想(上) (光文社文庫)

龍臥亭幻想(上) (光文社文庫)

  • 作者: 島田 荘司
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2007/10/11
  • メディア: 文庫
■ヒトコト感想
龍臥亭事件から八年後。過去の恐ろしい伝説や、巫女が消失する事件など、石岡ひとりでは到底手におえないような出来事が待っている。里美が成長し弁護士資格を得て、石岡は御手洗なしで独り立ちできるようになりかけている。そして、加納通子の存在が意味ありげだ。通子がいるということは、吉敷が登場する可能性があるということだ。

突然、消え去った巫女が、コンクリートの地面から出てくるなど、普通では考えられない事件を石岡と里美が解決できるのだろうか。おあつらえ向きに、龍臥亭周辺は大雪に見舞われ、身動きがとれなくなる。定番としては、今後第二、第三の事件が発生するのだが…。龍臥亭というだけで、恐ろしさの代名詞のように感じるのは、気にしすぎだろうか。

■ストーリー

石岡和己、犬坊里美、そして加納通子――。雪に閉ざされた龍臥邸に、八年前のあの事件の関係者が、再び集まった。雪中から発見された行き倒れの死体と、衆人環視の神社から、神隠しのように消えた巫子の謎! 貝繁村に伝わる「森孝魔王」の伝説との不思議な符合は、何を意味するのか!幻想の龍臥亭事件が、いま、その幕を開ける!

続きを読む

Viewing all articles
Browse latest Browse all 53333

Trending Articles