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BL小説「狼を狩る法則」 (J・L・ラングレー)

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狼を狩る法則 (モノクローム・ロマンス文庫)

狼を狩る法則 (モノクローム・ロマンス文庫)

  • 作者: J・L・ラングレー 画:麻々原 絵里依 翻訳:冬斗 亜紀
  • 出版社/メーカー: 新書館
  • 発売日: 2013/10/09
  • メディア: 文庫
【あらすじ】
人狼で獣医のチェイトンは「メイト」に会える日を子どもの頃から楽しみにしていた。 メイトは、会った瞬間にわかるんだ。そんなある日診療所に一匹の狼が運び込まれ、チェイの心と体が反応する。 この感覚、間違いない、ドアの向こうに運命の相手が。しかしそこにいたのは傷を負った美しい男だった。北米発、男と男の恋愛譚、モノクローム・ロマンス文庫第二期!!(モノクローム・ロマンス文庫・新書館より)
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 作品お気に入り度 ★★★★☆ 挿絵お気に入り度 ★★★★☆ 感想。。。 「ドント・ルックバック」と同時発売された翻訳BL、モノクローム・ロマンス文庫。 こちらはとても分厚くてビックリでしたが、この物語もとても面白かったです。 “人狼”設定で、もっとファンタジーかと思いきや、肌の色の事や同性愛に対しての偏見などで悩んだり傷ついたり・・・思いの外リアル。 チェイとキートンが周りから受け入れてもらえるまでの多難さがしっかり書かれてあって、いつも楽しんで読んでいるBLとはやっぱり一味違う感じでした。 それに加え、2人の甘い時間もたっぷり、たっぷり、書かれあって、本当ならこういう描写が長いのとか、多いのとかはちょっと苦手なのですが、一味も二味も違うせいか、普通に楽しめました(笑) その時間進行と平行して、命を狙われている・・・というサスペンス要素が加わり、とにかくチェイとキートンは最後にはどうなっちゃうのか・・・とドキドキで、分厚いページ数でしたが全然飽きず、最後までほとんど一気に読み続けました。 ブラコン萌えなワタシはキートンとオーブリーの関係はちょっとガッカリだったのですが、最後はオーブリーにヤラれました(*^^*) 十分に“萌え”を頂きました。ありがとう(笑) 事件の事やその他、気になる問題や人物達も最後はしっかりまとめられてあって、とてもすっきりした読後でした。 麻々原さんのイラストもカッコよくて素敵でした。 キートンの飼い犬・ピタも可愛かったー♪ 個人的にはレミとジェイクのその後が気になるな。 続編があったら絶対読みたいっ!! で、読み終えてから知ったのですが、J.L.Langleyって「王子は伯爵に恋をする (プリズムロマンス)」の作者さんだったんですね。あぁ何か納得。 この話もかなり架空でファンタジックだったものね。 この話も好きだったなー。やっぱり続編読みたいって思ったもん。

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