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マタイによる福音書 5章9節

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<平和を実現する人々は、幸いである、その人たちは神の子と呼ばれる。 (8節)> 「主イエスの語られた平和(シャローム)という言葉は、単に幸福の意味ではなく、神にある平安(幸福な状態)でありました。私たちは世界の情勢が不透明な現実の中で、この主イエスが語られた御言葉に励まされるのです。」と池永牧師は説かれる。 「この御言葉が、パクス・ロマーナ(ローマの平和)の期間に、発言されたことに注目すべきである。ローマ帝国は軍事的優越性によって、競争する隷属国家間の小戦争を終結させ、地中海から海賊を駆逐し、陸地での略奪を減少させた。 その結果、帝国の辺境地域以外には戦争がおこらなかった。しかし、ヘブライ語の意味でのシャローム、つまり全ての者の安寧を目指した調和のとれた協力関係は、ローマの軍隊によって確立できてはいなかった。」と解説書は説く。 ローマ帝国の時代から変わることなく今まさに、私たちの国も含めて、為政者たちは軍事の力によって平和を構築できるように思っている。でも、ローマの時代と違って現代は国民が彼らを選んでいるのだ。「眼を覚ましていなさい」主イエスはそういわれている。 「今も世界各地で内戦や紛争があり、不安と恐れが人間の内面において閉鎖性を生み出しています。人を分け隔て、人間の力で平和を確立しようとしても最後には、密告社会、人間崇拝によって苦しみと恐怖を味わうことになります。」と池永牧師は警告される。 「平和を実現する人々」とは、平安に生きる人々ではなく、敵対し合っている個人、家族、グループ、国家を融和させようと懸命に働くことに献身する人だと解説書は説いている。 けれど、先日の沖縄での体験は明らかに、国家が国民の人権を蹂躙していた。敵対する互いの力が互角であれば融和の道もあるかとも思うが、巨大な国家権力を前にしたときどう考えればいいのだろうか。 「あなた方も聞いている通り『隣人を愛し、敵を憎め』と命じられている。しかし、わたしは言っておく。敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。あなたがたの天の父の子となるためである。父は悪人にも善人にも雨を降らせて下さるからである。自分を愛してくれる人を愛したところで、あなたがたにどんな報いがあろうか。(マタイ書5章)」 辺野古では日に3度、工事車両搬入を阻止するために座り込む。けれども、機動隊によって易々と担ぎ出される。「平和を実現する人々の努力は、全く無駄であるように思える時があるが、その働きは決して不成功に終わるはずはない。」と1996年にD.R.A.ヘア博士が説いている。 主が最善の道を与えて下さるという信仰がなければ、希望はない。けれども、絶望の死から蘇られたお方は、沖縄の苦難や原発再稼働の嘆きの声に必ずこたえて下さる。 日曜日はお近くの教会でhttp://komatsu.church/index2.html礼拝を、どなたでもどうぞ、お待ちしています。


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