「夏川草介」といえば、 「神様のカルテ」 好きでけっこう何度も読んでいます。 この「本を守ろうとする猫の話」は書店でみつけて、 かなり喜びました。 オット新作ですか? という感じ。 ・・・でしたが、 タイトルもちょっとあんまりだな、と思いつつ 読み進みながらも、 やっぱりちょっとあんまりだな、と思いました。 真面目で性急で、「物語」としては 語られていないように感じられました。 ストレートの直球? これはあまりに直球勝負すぎるでしょう。 林太郎くんと柚木さんの 互いの発見にしても、「猫」が見える、という かなり安易な設定。 気持ちが余って言葉足りず、という気がしました。 古典を読破しているとは、 とうてい言えない自分ですから、 大層なことは言えません。 ただ、時間を忘れて夢中になれる本に出会う喜び。 これが読書の喜びだと思っているのです。 「あらすじ」だけしか知らない古典もたくさんあります。 さすがに「メロスは激怒した」はひどいと思いますが。 本が売れない、と言われていますが、 それにしては、たくさんの本が次々に出ています。 数撃ちゃ当る、ということなのでしょうか。 そんな中で、どの本を選ぶかが難しいです。 おそらく、 本の数以上に読み手はいるので。 大丈夫、愛読書はそれぞれ違っていて、 今では電子書籍で古典が読めますし、 保存もできます。 大丈夫ですよ、というのが感想って、 それもどうなんだろう?
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