【酒場図鑑/小寺賢一/16年11月初版】
酒に関するマニアックな本。 センベロってご存知ですか? 「1000円でベロベロに酔える」という意味。じっさいには1500円ぐらいになる^^ 名付け親は、故・中島らも氏です。飲み歩きのエッセイ集で使ったのがはじまり。 本書おもしろいんですが、いかんせん東京の本なんですよ。 たとえば以下のページ。センベロの正しい愉しみ方。 高円寺の「晩杯屋」とか、赤羽の「いこい」とか言われても行かれへん。なんか腹立つ^^日本酒のラベルの裏に記載されている日本酒度。 日本酒度は日本酒に含まれる糖度を数値化したもの。 特殊な分析器を使って測定され、+3.0や-1.0などと表示される。 水と同じ重さなら日本酒度は±0、水よりも日本酒が重ければマイナス、軽ければプラスになる。 一般に「+1.0~5.0」で中辛、「+5.0以上」で辛口。 プラスになるほど辛口になるといわれている。 しかしこれはあくまで目安。日本酒の味わい(口あたり)は酸度によっても変わってくる。 酸度は日本酒の製造工程で原料から発生した乳酸、クエン酸、リンゴ酸、 などの含有量を示したもので、ラベルに表示されていることもある。 0.5~3.0程度の数値は、高いほど芳醇で濃厚(辛口)、低いほど淡麗(甘口)といわれている。<日本酒度で味がわかる>
ビールの瓶と生、じつは中身は同じもの。 生ビールの「生」とは加熱処理をしていないという意味で、日本のビールはほとんどが生だ。 加熱処理をする理由は、ビールを発酵させる酵母の働きを止めるためで、 そのままにしておくと味が落ちてしまうからだ。 現在では濾過技術の向上により、発酵を止めることができるようになった。 つまり瓶に入っているか樽(サーバー)に入っているかの違いに過ぎない。 ここで注意点。 うまいビールは炭酸ガスで適正な圧力をかける必要があるが、 生ビールの樽は栓を開けた時点からガスが抜けていき、 洗浄管理などがしっかりできていないと味が落ちてしまう。 はじめての店で生を飲むなら、注文が切れずに出ているかを確認。 それよりも、すぐに飲みきることができる瓶ビールを選ぶというのが居酒屋ファンの常識だ。 また生ビールは泡の分だけ量が少なくなる。 7:3の比率であれば500mlの中ジョッキでも350mlしか入ってない。 これは小瓶の334mlに近い。 容量500mlの中瓶と生中ジョッキ500mlがほぼ同じ料金なら、瓶ビールのほうお得。<瓶ビールと生ビールの違いは何か?瓶ビールのほうがお得>
サッポロラガービール。通称「赤星」。 1877年に誕生した、現存する日本最古のビールブランド。 スーパーには置いてないし広告も打たない。 国産ビールとしては珍しく熱処理をした味わいは生とは違い、 しっかりした深みとほどよい苦みが特徴。 居酒屋でも置いてるところは少ないので、見つけたら一度は飲んでおくべきだ。<居酒屋ファン、呑兵衛が大喜びするサッポロ赤星>
もくもくと本を読んでいれば、隣客が話しかけてくる煩わしさもないし、退屈することもない。 短くて軽いエッセイ集なら肩もこらないし、適当なところでページを閉じても大丈夫だ。 呑兵衛の必読書4冊をあげておく。ポケットにつっこんで酒場に出かけよう。 散歩のとき何か食べたくなって 池波正太郎 昭和52年 酒肴酒 吉田健一 昭和49年 酒呑みの自己弁護 山口瞳 昭和48年 御馳走帖 内田 百閒(ひゃっけん) 昭和21年<居酒屋でひとり飲みを楽しく過ごすヒント>
以下のフォトで人気の酒の変遷を。 現在は立ち飲み、センベロがブームだそうで。<酒場文化の変遷を知る>

Flashdance: Original Soundtrack From The Motion Picture
- アーティスト: Giorgio Moroder
- 出版社/メーカー: Island / Mercury
- 発売日: 1998/07/14
- メディア: CD











