ベリンダ・バウアー/小学館/お薦め度 ★★★★
三部作第二作
難病の妻・ルーシーのため寒村の巡査に甘んじているジョーナス。寝たきりの老婆が殺され、州都から殺人課の警部がやってくる。ジョーナスは使い走りとして捜査に加わる。難航する捜査の中でジョーナスは、「それでも警察か?」というメモを受け取る。
続いて起きる殺人事件。犠牲者は6人・・・
妻を守るため、村人を守るため、上司との軋轢の中、ジョーナスは夜回りに徹する。
驚愕の結末が待っているが、ミステリーとして読むと物足りなし、サイコ・サスペンスとして読むとなかなかのツイスト!?
三部作を1→3→2の順番で読んでしまった。単独の読みものとしても十分通用するが、1→2→3の方がよかった。