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ももぞの(違う)のまっき!

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三国志(一) 桃園の巻 (新潮文庫)

三国志(一) 桃園の巻 (新潮文庫)

  • 作者: 吉川 英治
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2013/01/28
  • メディア: 文庫


ようやっと1巻読了。

吉川三国志が我が国の人口に膾炙した、もしくは「してしまった」理由が
1巻の時点からとてもよく解りますのネ、だって面白いんだもの(゚∀゚)
これがオリジナル(『三国演義』という意味で)だと思っちゃっても仕方がないわー。

昨今の三国志ものは自分色を出す為か
先人と同じ事書いてもしょーがねーと思うのか
(どっちもだと思うが)
個人的見解が強く出すぎる嫌いがある。
余りにもそれが強いと、「・・・こいつイヤ」と私は思ってしまうタイプで
特に人物描写に作者の好き嫌いとか出されるともうダメね。
「あんたの好き嫌いはどーでもエエ( ゚Д゚)y─┛~~~~」とやさぐれるのみ。
まあ、結局は描き方なんだろうけど。

その観点から言うと、吉川三国志はそのバランスが絶妙な気がする。
吉川三国志をベースにしている横山三国志もそんな気がする。
まあ、吉川三国志も曹操が贔屓されてる、という意見もあるようですが
この程度の優遇なら許容できるわ、上から目線で失礼しますが。
劉備一行と初対面する場面の曹操、めっちゃカッコイイ・・・☆.。.:*(嬉´Д`嬉).。.:*☆

しかし、1巻読み終わってから、『演義』確認してみたら
まだ120回中、第4回までしか進んでなかった(゚д゚)
なんというまったり展開(*・・)o且~~┏━┓←違うだろう
というか、逆に『演義』が余りにもサクサク進んでいると評すべきなのかも知れん。


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