今日の本 「高校入試」(湊かなえ/角川書店:13年) シナリオのリリースからおよそ半年、書下ろしバージョンが登場。 シナリオのほうも既に読みましたが、こちらも手にしました。 著者の 湊かなえさん。もうかなり有名な方なので、説明は不要ですね。 デビュー作の「告白」は映画化され、「贖罪」はWOWOWにてドラマ化。 そして「夜行観覧車」はTVドラマ化。 シナリオのほうは、TVドラマ「高校入試」の脚本であり、 ドラマのほうを見ていなかった私としては、読み進めていくのは かなりキツかったです。 しかしながら、書下ろしバージョンは読みやすかったですね。 シナリオにはあった、各登場人物に対応した俳優の写真なんかは もちろんなく、先入観なく読めるのもよかったです。 シナリオのときにも書きましたが、本作も、湊さんの過去作のように 読み進めるにつれ、ぐいぐいと引き込まれ、絡み合うストーリーが ねじれながら展開しナイス。 未見のTVドラマも見たくなりました。 さて、次の作品はいつになるのでしょう。 今後のご活躍も楽しみです。
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