$ 0 0 出産は24時間体制かつ当直勤務が多いので産科志望者が減っていた。 それに加え、福島県立大野病院で帝王切開を受けて女性が死亡したことが 業務上過失致死に問われ、社会的に大問題となり、 産科の事故が報道される機会が増えた。 産科は訴訟リスクも多い。 日本産婦人科学会はさまざまな施策を打ち出し、 産婦人科医を増やしてきたが、まだ足りないのが現状である。 少子化問題、不妊治療、高齢出産の現実、 東日本大震災時の緊急時の対応などにも触れられており、 現在の産科を取り巻く状況がわかりやすく解説されている。 産科が危ない 医療崩壊の現場から (角川oneテーマ21)作者: 吉村 泰典出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2013/04/10メディア: 新書