第1章 「失われた20年」は人為的な問題だ 第2章 デフレ期待をただちに払拭せよ 第3章 中央銀行に「独立性」はいらない 第4章 インフレ率2パーセント達成後の日本 第5章 10年後の世界経済はこう変わる ポール・クルーグマンさんはアベノミクスを高く評価しています。 そしてまあ、大まかに述べたい事は、章題の第1~3章そのものですね。 もう結果は出ています。 日銀と、日銀御用学者は20年間、間違った政策を行っていたという事です。 デフレ政策は間違っていた事は、 逆の政策であるアベノミクスを実施して、ほぼ結論は出ています。 ホント、ここ20年の日銀の罪は重いですよ。 デフレ政策は、人々を苦しめていたのです。 それをはっきり認めましょう。 景気が沈滞して、給料も株価も上がらず、GDPも20年間変わらずなんて、民間企業で仕事をしている人々や、主婦の皆さんだって喜ばしい事では無いですよ。 そんな当たり前の事を認めない経済学者、評論家、政府機関などクビにした方が良い。 あと、 この本にも書かれていますが、 「緊縮財政で経済が良くなる」と思っている人々も、ホントいい加減にしないといけません。 失敗に継ぐ失敗を重ねて、ヨーロッパの経済など、ボロボロになってしまいました。 緊縮政策を強いられた国は、その逆効果の度合いは緊縮の度合いにおおよそ、比例しているとのことで、IMFは緊縮財政を謝罪したとの事だ。 で、大事なとこだけど、クルーグマンは、日本はOECDのアドバイスを無視しろ、と言っています。IMFやOECDが、日本に対して消費増税しろと言っている事にです。ま、裏で財務省がからんで言わせているのでしょうが、断固として跳ね除けるべきですね。 1997年に日本が消費税を3%から5%に上げ、経済がガタガタになり、その後、随分と国家予算をつぎ込みましたよね。 財政赤字なるものも、それでググっと増加した。 当然、世界の政治家、経済関係者はその事を知ってますよ。 同じ事を繰り返したら、もう、消費増税に賛成した学者、財務省、政治家は、世界の冷笑の的になります。 馬鹿を通り越して、切腹してもらわにゃいけないでしょう。 諮問委員会か何だか知りませんが、消費増税に賛成した方々は、同じ事を繰り返したら”切腹”する覚悟はできているんでしょうね!!!とにかく、クルーグマンも、消費増税には断固反対なのです。
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