セーラー万年筆が開催しているインク工房のイベント、前々から行ってみたいと思っていたのですが、昨日、念願かなっていく事ができました!
まず、会場に行き、整理券をいただく。2名ほど待っている人がいるということで、しばらく周辺を見て回り時間をつぶしました。
場所に戻ると、ちょうど私の前の人がオーダーを開始したところ。
スケッチのようなものに三原色の図やらオーダー方向のメモらしきものを書いていらして本格的!
興味津々でながめているうちに私の順番がやってきました。
私のオーダーはというと、
・明るい青
・けれど、ペリカンのロイヤルブルーのような紫が買ったほうこうではない。
・かと言って、ターコイズほど薄い色でなく、しっかり色がでているもの。
先日、万年筆を買った時、お店で色々試し、Diamineのフロリダブルーを入れたのですが、もっとすかっと明るく主張する青が欲しかったんです。
ペリカンのロイヤルブルーも大好きだけど、蒼穹の青が欲しい!と思っていました。
先生はふむふむとオーダをうけると、サクサクとインクを混ぜ始める。
これでどうでしょう、とペンにインクを含ませてわたしてくれました。
つけペンにしているのはミュージックニブの万年筆で、少し寝かせ気味に押して書くと太い線、立てて書くと細い線などいろいろな書き味を試せるものでした。
太い線は明るめでもう数段階でターコイズにいきそう、でも細いとかなりしっかりした青がでました。
細い時が濃いかなと思い、もう少し明るくとお願いしてみる。
ササッと調整して再び試筆。
おお、明るくなった!
と思ったら、太い線と細い線の時の濃淡の差が出ず、面白みがなくなった感じ。
そこで、「やっぱり、最初に提案いただいた色でお願いします」ということに。
色が決まったので、先生はシェイカーにインクを混ぜ入れていく。
そして、シェイクタイム!
記念にシェイクなさっているところを写真に撮らせていただきました♪
カメラ目線でにこり♪
そして確認のためにできあがったインクで試筆し、OKするとボトルに入れてくださいます。
「インクに名まえをつけませんか?」と先生がおっしゃられ、ちょっと焦る。
ネットで見ているときに、そう言えばオリジナルインク「○○」ですという紹介なんかがあって、名まえをつけられるのを知っていたのに、すっかり考えてくるのを忘れて言いました(汗)
後ほどに、ということにしてインクを受け取りお支払い。
もう1色お願いしたかったので、後ろにお客さんがいらしてたので、再度整理券をもらい、順番待ちしました。
2回目を待つ間は、周辺の売り場も見飽きたので早々に切り上げ、前の人の様子を見学してました。
他の方のインクを見るのも面白かったので、1回目の時も見学してれば良かった!
さて、2色目は黒系をオーダーしました。
・黒だけど、真っ黒じゃなくて茶色が浮き出る感じ。
・焼きぐりの黒い炭っぽいところとその際の茶色のイメージ。
とお願いしました。
サクサクと調整したお試しインクができあがり、試筆。
黒だけど、少し時間がたつとちょっと茶っぽくなる、あたたかみのある黒ができました。
実は、またまた「もう少し黒強く」とお願いして足してもらったのですが、結局最初の色が良くて、今度も最初の提案の色でお願いしました。
私のつたない説明で、バシッと作ってくださる先生、すごいです!
待っている間に急遽インクの名まえを決め、登録していただきました。
写真の上、黒インクが「KURI-KURO」、下の段の青いのが「SORA-AO」です。
写真ではニュアンスがちゃんと出てないかもしれないですが……。
はじめてのインク工房、とても楽しかったです!
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