歴史のifだが、もし大成建設が関与してたら、あの地味な作業を新海誠監督はどんなCМにしたかな^_^; 【読んだ本】 芸術新潮2009年9月号所蔵誌 「カバー写真が超きれい! この美しさは画像検索では伝わらず、本書を手に取らないと分るまい^_^; 予算超過で諦めて店を出たが二度と出会えないかもと数キロ歩いた道を引き返して購入した本(^^)」と 今年4月4日に記した酒井傳六『古代エジプトの謎』(現代教養文庫,1980)のカバー写真とはまさに 「アブシンベル大神殿」(^^) 昨夜アブ・シンベル神殿の移設についてのドキュメンタリーを視聴(^^) 当時の実際の映像にCG映像もあって非常に面白かったし、3分の1スケールでの再現実験を視てて、 あの巨大な遺跡の解体・切断という石工事は、大変な根気の要る作業であったことが判ったわ(@_@;) 「ラムセス二世」が造った同遺跡の概要、長い間ほとんどが地中に埋まってたのを発見し、発掘した話、 「古代を救う現代の努力として現代文化史で特別の位置を占めるもの」であった解体移築による救済等、 同書は頁を割いていて(当時の救済案の幾つかをCGで紹介してたが、第2案は同書の説明とは微妙に 異なってるし、その水中ドーム案はそもそも1960年代の技術で可能なのか素人考えでは疑わしい^_^;)、 番組視聴後に改めて再読した(^^) 「アブシンベル大神殿の見取図」も載ってるし、「一年に春秋二回、 特定の日に、朝日がこの至聖所[入口から63mも奥に位置!]の像を照らすこと、神プタハだけがつねに 闇の中にいることは、十分な天文学上の考慮の上に神殿の設計がなされていることを示します。」の件 が一番興味深いとこだけど、そのシーンの写真も同書に掲載されてるとはいえ、番組クライマックスで 流された映像は実に神秘的で、「一番左のプタハ神は、暗黒の神にふさわしく、左腕以外にはまったく 日がささず、永遠の闇に包まれています。」という同書の記述通りだった(^^) この「光線と建造物の 軸線との不思議さに感動した最初の人」のことも同書は紹介しているが、酒井傳六『エジプト学夜話』 (青土社,1997新装版)の「第十話 ミス・アメリア・エドワーズはエジプト調査財団の母であった」が ヨリ詳しく紹介し、「アブシンベル大神殿から切りとられて、移築前の安置所に置かれたラムセス二世 の頭部(1965年)」の写真も載ってる(^^) この本は「ネットで見た目次が超面白そうだったので我慢 できず速攻で購入^_^; 同じ著者の『古代エジプトの謎』を読了し知識が少しあるせいか、読み始める と予想以上の面白さ(^^) 本書の方が奥行と余情を感じる(^^)」と4月17日に記したが、この本の目次を 紹介してる(下記)ブログ「現在位置を確認します。」の文章もメチャ素晴しくて、酒井傳六のような エジプト学の先駆的な紹介者に対する敬意を忘れちゃいけないと思ったね(^^) ピラミッドを透視する 最近のプロジェクトを紹介したNスペでアナウンサーがまるで〈世界初〉と言わんばかりのニュアンス で興奮しながら話すのを視て嫌~な感じがしたのを思い出す(-_-) スタジオ・ゲストとして出演してた 研究者が流石にチラっと言及したけど、ルイス・アルヴァレズによる有名な調査が既にあるだろ(-"-) 気分転換に「保存版大特集 これだけは見ておきたい エジプト美術世界一周」を特集した本誌を眺める ことに(^^) へぇ~!へぇ~!と楽しみながら頁をめくっていた手が止まって、目を釘付けにしたのは、 トリノ・エジプト博物館蔵で「門外不出」らしい「ラメセス2世座像」(^^) 一見して〈仏像みたい〉 と思ったら、次頁に「肌にぴったりと纏い付く衣服の襞がとっても面白い! それにこの表情、何だか 思慮深そうで、日本の仏さまを思わせる穏やかな笑みです。」という編集部に対し、解説を務めてる 近藤二郎曰く「日本のエジプト研究者のあいだでも、弥勒菩薩的だなんてよく言われます。」(@_@;) このラメセス2世座像を根拠に仏教が古代エジプトまで伝播してたと唱える学説とかあったりして(@_@) http://55096962.at.webry.info/200803/article_11.html 以下はヤフー版の関連記事の再録(..) こちらにヤフーブログそっくりそのまま「移設」したかった(+_+) 160405昨日読んだ本 酒井傳六『古代エジプトの謎』(現代教養文庫,1980)所蔵本 福田章二は庄司薫として再登場するまでの10年間「エジプト学などに沈潜していた」(同『喪失』 [中公文庫,1973]の土居寛之「解説」)由、エジプト学に興味もない小生だが本書は面白い(^^) 160416昨日読んだ本 酒井傳六『古代エジプトの謎』(現代教養文庫,1980)所蔵本 これで篠原千絵『天は赤い河のほとり』が更に面白く読めるようになるか、あるいは逆に・・・^_^; 教わることばかりで付箋を貼る箇所がメチャ多くなり時間かかったけど、Windows更新の待ち時間に 一気に読了(^^) 本書はヘロドトス『歴史』風の叙述方法で、「多彩な話題を、話し手の興味の流れ にしたがって」本筋から脇道に入り、更にその脇道へと入って行くので、教科書のような体系的な 叙述じゃないけど(そこは読み手が頭の中で体系化すればいいだけだが)、古代エジプト文明の 不思議さを感じとる著者のセンスと偶々シンクロできたので面白く読めた(^^) ただ、例えば、 トトメス三世の遠征による受納品リストを延々と説明する件とかついてけないところもあったけど ^_^; 他方、例えば、ヨーロッパ文化に多大な影響を与えたにもかかわらず詳しく紹介されてない 「エジプトのナポレオン」を説明するのに、その「生いたち」まで遡り、そこからエジプト遠征まで の伝記的事実を辿りながら、随所に歴史の因果関係を見出して指摘するスタイルも勉強にm(__)m ナポレオンのイメージ一新(@_@) こういった著者のスタイルや人名が「原音に近い表記」な点など 合わない人もいるんだろうけど^_^; 160420昨日読んだ本 山口昌男『「知」の自由人たち~近代日本・市井のアカデミー発掘』(日本放送出版協会,1997)所蔵誌 みなもと太郎『風雲児たち~幕末編 26』リイド社SPコミックス所蔵本 福沢諭吉(会田倉吉校注)『福翁自伝』(旺文社文庫,1970)所蔵本 思い出したので確認したら、「ピラミッドを見た最初の日本人」を『エジプト学夜話』は1862年 (同書の「文久2年」は「文久元年」のミス?)の文久遣欧使節(第1回遣欧使節、開市開港延期交渉 使節)とするが、1864年(文久3~元治元)の横浜鎖港談判使節団(第2回遣欧使節、池田使節団)が 正確^_^; 160422昨日読んだ本 小山慶太『異貌の科学者』(丸善ライブラリー,1991)所蔵本 規模の大きさに比べ室の数が少な過ぎとピラミッド内部を物理学的手法で透視したノーベル賞受賞者 の話が『エジプト学夜話』に出てきて、その「ルイス・アルバレス」という名に記憶があり、本書 第Ⅳ章「ルイス・W・アルヴァレズ~恐竜絶滅のミステリーに挑んだノーベル賞物理学者」を再読(^^) 当然、いずれハリウッドが映画化しそうな星野之宣の『ブルーホール』および『ブルー・ワールド』 の関連頁もチェックしたかったが、面白過ぎて止められなくなり通読する羽目になりそうなので スルーした^_^; 本書もそうだが、著者の文章は、村上陽一郎的な優雅さとも違う、巧みな名文で 真似したくなるね(^^) 著者の一般向けの科学史の本は科学者の列伝など未読のも含め何冊か所蔵 してるけどどれも面白い(^^) 『吾輩は猫である』での寒月の演説「首縊りの力学」を修論の一部に 使おうかと、元ネタの寺田寅彦が漱石に教示した論文(漱石全集の注に出てた)を探したら、たしか 掲載誌の英文医学雑誌が東大医学部図書館にしかなくて、わざわざ複写しに行ったことがある^_^; 著者の『漱石とあたたかな科学~文豪のサイエンス・アイ』(講談社学術文庫,1998)が書庫にある かどうか確認してたら、思い出しただけ^_^; 160423昨日読んだ本 萩尾望都『スフィンクス~シリーズここではないどこか2』小学館fsコミックス所蔵本 ギリシアのスフィンクスとエジプトのスフィンクスとは違うことを本書表題作を再読して確認した^_^; 横山光輝『マーズ』秋田書店少年チャンピオンコミックス③④のスフィンクスはエジプトだが、 やはり雄なのか^_^; 『マーズ』④の32頁は24頁の次じゃないと変だよね(..) こういうのも乱丁本 なのか(@_@) 本棚に小山慶太『漱石が見た物理学~首縊りの力学から相対性理論まで』(中公新書, 1991)が(@_@;) こっちの方が、昨日の『漱石とあたたかな科学』講談社学術文庫なんかより、 首縊りの力学の原著論文についても詳述されてた^_^; 当該箇所に付箋も貼ってたのに、この本の 存在を完全に忘れてたわ(+_+) 160424昨日読んだ本 酒井傳六『エジプト学夜話』(青土社,1997新装版)所蔵本 ついに読み終えてしまい、明日から何を愉しみに生きていけばいいのか(;_;) すぐに内容を忘れる から何度でも再読できるか^_^; いやぁ、実に好著で面白かったね(^^) 古代エジプト(の謎や不思議 さ)に魅入られ憑りつかれた先人達、著者も含めてだけど、その気持ちがよく分った(^^) またその 先人達への著者のまなざしの優しいこと(^^) どうなん?!と思われる輩に対しても優しすぎるよ (;_;) 宗像教授のスピーチも色褪せるな^_^; 著者は仏語が専攻だったみたいだけど、吉村作治は 何語だったのかしら(..) 永井路子『美貌の女帝』(文春文庫,2012新装版)所蔵本 伊藤整ほか編集『日本現代文學全集 86 石坂洋次郎・石川達三集』(講談社,1980増補改訂版) 池田弥三郎『百人一首故事物語』(河出文庫,1984)所蔵本 森銑三&柴田宵曲『書物』(岩波文庫,1997)所蔵本 前にリードを付けて猫を散歩させる人を見たが、昨日はリード無しで2匹の猫を散歩させる人が(@_@;)
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