<我々は恥の中に横たわり、辱めに覆われています。我々は主なる神に罪をおかしました。我々も先祖も、若いときから今日に至るまで、主なる神の御声に聞き従いませんでした。(25節)> 「『先祖が罪を犯し、主の声に聞き従わなかったから』ではなく『我々と先祖が…』この気づきがいつも肝心要です。例えば、過越の祭りに集う彼らの心得も同様で『神は、先祖とわたしたちを救い出し』『先祖とわたしたちは、葦の海を渡り』と繰り返されます。救いを自分自身の事として受け止めるためです。」と金田牧師は書き出される。 先日、創世記の書き記された時代についての話をS牧師から教えて頂いた。「わたしの示す地に行きなさい。わたしはあなたを大いなる国民にし、あなたを祝福し、あなたを高める」と召命を受け、約束の地、乳と密が流れる地を目指して旅立ったアブラハムの時代はBC1600年頃。 しかし、そのことが言葉として記され、編纂事業がなされたのは、BC600年頃。ユダの国が崩壊し、民が捕囚としてバビロンに連行され屈辱と蔑みの中にあった時だった。どの時代にも、そのような憂き目に遭い壊滅した国や民族は多くいる。その中で、イスラエル民族は、民族生き残りの作業として、国の出自をはっきりと記し、苦難の中にいる人々にアイデンティティを示した。 とはいえ、紙があるわけでもなく、大部分の人は文字を知らず、特定の人しかそれを読むことはなかっただろう。だから、多くは口伝えによって継承されていった。今はこのような奴隷状態だけれども、こうして神が我々の先祖にたしかに約束して下さっているのだと。そのことは、彼らを奮い立たせ、彼らの生きる希望につながったことだろう。言葉の持つ力を教えられた。 参考までに、「アッシリア帝国」は、メソポタミア(現イラク)北部の地域に興った王国(BC約900年)。南側はバビロニアと隣接し、チグリス、ユーフラテス川の上流域を中心に栄え、後にメソポタミアと古代エジプトを含む世界帝国を築いた。 しかし、軍事力による支配はやがて諸民族の反発を生み、そのためにさらに軍備を増強し国力が消耗していった。アッシリアの衰退によって、新バビロニア、メディア、エジプトなど周辺諸国が台頭していった。そして、BC612年、新バビロニアとメディアの連合軍によって、帝国は滅亡した。 新バビロニア(バビロン)は、BC625年メソポタミアに建国された。エジプトとの戦いが続く中、606年ネブカドネザル2世が即位。エジプト軍を撃退し、ユダを二度攻撃の後、滅ぼし多くの民をバビロンに連行した。その後4人の王が続くが、神官が力を持ち、政治が不安定になる。539年、ペルシアよって無血入城され滅亡する。 栄枯盛衰は平家物語だけではない。アッシリア帝国は300年、バビロンは100年足らず、繁栄を謳歌したものの、滅亡し、現在は砂の中に埋まってしまっている。 ユダヤの信仰だけが今も生き生きと継がれていく。永遠の命とは何かということをまた思い起こす。 日曜日はお近くの教会で礼拝を http://komatsu.church/index2.htmlどなたでもどうぞお越しください。お待ちしています。
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