今日の本 「長く働いてきた人の言葉」（北尾トロ／飛鳥新社:13年）
少し前に今年リリースされた「キミはヒマラヤ下着の凄すぎる実力を知っているか」
を手にしましたが、また、トロさんの新作が出ていたので手にしました。
著者は、北尾トロさん。裁判傍聴関連の著作が有名ですが、自らが
編集・発行人となるノンフィクション専門誌「季刊レポ」をリリース中。
本書、10章から構成。タイトルにもあるように、長く働いてきた方、10人に行った
インタビューをまとめた一冊。
様々な職業の方が登場します。
町の弁護士～ラジオ技術者～カフェのマスター～船員～タクシー運転手
～コンビニオーナー などなど。
特に印象的だったのが、ラストに登場の新高円寺の床屋さん。
ご主人亡き後、お一人でお店を続けられているというのです。
長年のお客様は、寝たきりになっても、おうちに刈りに伺っているとも。
いつまでも、続いてほしいものです。
実は私も、子どもの頃からずっとお世話になっていた床屋さんがあったのです。
でも、昨年、突然閉店．．．
もう高齢の方でしたから、病気でもされたのか．．．
結局、理由はわからずじまい。
とても悲しくなりましたし、今も残念な気持ちです。
さて、トロさんの著作ですが、今月末に、新作がリリースされるようです。
久しぶり？に、裁判傍聴に関する内容のよう。
こちらも読んでみたいですね。
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