野性の時

野性の時 休みが続くと 野性が研ぎ澄まされる 元々根付いていた野のしるべが 時と都市に丸め込まれ 体温ごと忘れ去られていた ひとのなかの野性は 天候天災天空に触れ 精神を研ぎ澄ます 生きていくための 身体のエネルギーやパワー 都市に漂うと失われてゆく 怖さを思い知る 長いお休みの間に立ち止まり 野性は研ぎ澄まされ 動物たちも近寄ってきた この喜びのために 生きていることを ※最近読んだ本：古書店で見つけた、ビブリア古書堂の事件手帖　三上延　メディアワークス文庫　・先に見たドラマも楽しかったけど、本もドラマと少しずつ違って面白かった。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※夏最後に見た花火。電信柱が十字架みたいに見えた。