「僕とおじいちゃんと魔法の塔(3) (角川文庫)」を読みました。
厳格な父。前に出ず後ろから家族を支える母。品行方正で人気者の弟。家族を慕う妹。 絵にかいたような「よい家族」の中に生きる陣内龍神(じんないたつみ)は小学6年生。 何も不満はないけれど、何かもやもやしたものを胸に抱えたまま龍神は過ごしていた。 そこで見つけた岬にある黒い塔。 そこはなくなったおじいちゃんの塔だと教えてもらった。 強く惹かれて入ってみたら、そこには・・・はかま姿の青年と、大きなしゃべる犬がいた。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 龍神の高校生活は、新メンバーで騒がしくなってきた。 親友の信久、魔女のエスペロス。 そして、噂の先輩・雅弥。 彼は容姿端麗なうえに文武両道。学校には行かないが常に学年トップの成績をたもっていた。 ある事件をきっかけに龍神たちと知り合いになる。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ きらびやかな仲間が増えましたね(笑) ぴりついた高校の人間関係を、秀じいたちは一蹴するが、自分の周りにエスペロスのような人間がいたら「嫉妬」や「羨望」を感じるのは、10代なんだから仕方ないだろう。 嫌がらせやいじめをする人間はクズだが、その感情を抱くのは仕方ないと思う。 龍神や信久はそういう人間臭いところがないんだよね。 だから完璧に見える。 人間なんだから、暗い感情を抱くときもあると思うんだけどな。 そういうのを抱えた10代の子が成長する姿も見てみたかったな。↧






