ネット上で何かと酷評されている前田日明自伝本の第二弾。 新日本時代の凱旋帰国からUWF崩壊までについて書かれている。 社長である神氏の道義的な裏切りと練習生死亡事故、 高田のクーデター、一部レスラーたちのUWFガチンコ化への危機感等々、 基本的に同じ著者の作品『UWF戦史』と内容が重なっていることが多い。 前田自身、足のケガや頭部に危険を抱えたまま レスラー生活を送っていたことを語っているのが目新しい。 (頭部については別の媒体でも語っていたかも) ニールセン戦について 「結末の決まったプロレスであったかどうか」を単刀直入に聞いているところに 著者の勇気を感じてしまった。 前田は「何も決まっていなかった」とコメントしてるが、 ニールセンも雑誌「kamipro」のインタビューで打ち合わせは無かったと語っていることから、 (「盛り上げてくれ」とは言われたらしいが) 既にUWFのマッチメイクをカミングアウトしている 前田の発言の信憑性は高いと思われる。 次回で最終巻なのだが、リングス時代のことをどこまで掘り下げて 書かれているかによって、この自伝本の価値は決まるだろう。
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